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2012年10月の読書メーターまとめ
読書の秋、Dual focus メガネは絶好調。ローガン克服w 初めて紙の本が電子書籍を上回りました。(Kindle本が快適なので、11月は電子書籍が増えそうな予感ですが。)
ということで10月は15冊。2012年の年間100冊目標はクリアしそうなペースです。4冊同時読み、とかが実はとても楽しいことを知りました。人生で最も本を読んでる2ヶ月間。何かいいことがあるといいのだけれど。

書籍形態別
・紙の本 10冊
・Kinoppy 3冊
・Kobo 1冊
・Kindle 1冊

ジャンル別
・文芸/小説 2冊
・ノンフィクション 13冊

今月の3冊
■「弱くても勝てます」客観的に考えて開成高校の野球部なんて強いはずがない。なのに予選を勝ち進む凄さ。しかも開成らしく「理詰め」で勝とうとしているわけではなくて、どさくさで勝とうとしているってのが面白い。守備が穴だから、大量得点を狙いコールド勝ちしようだなんて作戦、普通の高校野球では有り得ませんよね。判官贔屓もありますが、応援したいな。

■「東京の自然史」タモリ倶楽部がどうして面白いのか、の根底にあるような本かと。坂や地形を面白がれるってことは、僕の中ではかなり重要だったりします。

■「137億年の物語」ビッグバンが起きた137億年前から始まるんだけど、この本の歴史の最後は311の原発事故ていうのが印象的。そして、自分はあまりにも物事を知らないのだと思い知らされるわけです。世の中のことで自分が知っていることなんて、ほんのちょっとしかなくて。だからもっと知りたいし、知らなくてもいいやと通り過ぎたくないんです。

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4066ページ
ナイス数:56ナイス

最新型ウイルスでがんを滅ぼす (文春新書)最新型ウイルスでがんを滅ぼす (文春新書)感想
遺伝子組み換えウイルス(ヘルペスウイルスの一種)を使ってがん細胞を攻撃するという、最新のがん治療法の話。実際にがん細胞攻撃ウイルスG47Δを作った研究者であり臨床医の著者が、そのメカニズムや安全性についてわかりやすく解説している。穢れ思想の強い日本で、遺伝子組み換えの、それもウイルスを体内に入れるなど相当なハードルだろう。しかしその効果は明らかに素晴らしいものだ。どう実現していくのかに注目したい。
読了日:10月2日 著者:藤堂 具紀
デジタル鳥瞰 江戸の崖 東京の崖 (The New Fifties)デジタル鳥瞰 江戸の崖 東京の崖 (The New Fifties)感想
我が家も崖の中腹にある。城南地区の、今は暗渠となってしまった川の侵食崖である。この本によれば、都心部の崖・坂はすべて河川か海による侵食崖とのこと。土地の隆起などの地殻変動起因ではなく、海面の上昇下降と河川の動きによるものだけで、あの豊かな起伏が造られたのだという。本書の、衛星写真に起伏10倍の地形データを重ねて作った画像は、正直圧巻であった。日暮里の西側の崖、大森駅の山王側にいきなり立ち上がる坂など、普段見ている光景が、実はこれほどまでに侵食崖の姿を残しているのかとわかり、不思議な感動を覚えた。
読了日:10月5日 著者:芳賀 ひらく
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー感想
HONZで話題の一冊。本当に面白かった。何がって開成高校の高校球児、ことごく面白い。青木監督も面白すぎる。本人たちは至って真面目なのが面白さに拍車をかける。本を読んで声を上げて笑うという経験はあまりないが、家人が何事かと驚くほど大笑いしてしまった。高橋秀実は恐らく狙った文体にしているわけではないと思うのだが、一方で飄々とした赤瀬川原平のような独りツッコミもある。読みながら著者と同じく開成高校野球部のファンになってしまった。甲子園、ぜひ行ってほしい。応援にも行ってみたいと思う。
読了日:10月6日 著者:高橋 秀実
四次元が見えるようになる本四次元が見えるようになる本感想
数学的には存在している四次元を、概念として理解できるようにするという触れ込みの本。実際に、理解出来たかといえば、なんとなく。神の視点すら三次元がベースなので、簡単な話ではないが、あとがきによれば、理解しようと脳に汗かいて努力することが重要なのだとか。いずれにせよ人間とはかくも既存の概念に縛られる生き物なのだということが理解できた。
読了日:10月9日 著者:根上生也
封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫)封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫)感想
ウルトラセブンの12話が一切再放送されず、DVD等にも収録されない幻の作品であることはファンの間では有名。被ばく星人「スペル星人」が登場、ケロイドの体であるため、大人の事情で放映できないのだと。つい最近、とある方よりこの話をめぐって幼女殺害の宮崎某が登場する話を聞き、興味を持って読み進めた。著者は実相寺監督を含め当時の関係者に直接取材し、状況証拠と併せて「なぜ、どうして?」という点を詳細に解き明かす。円谷プロの封印の度合いがとてつもないこともわかり、ノンフィクションとして充分楽しめる本だった。
読了日:10月11日 著者:安藤 健二
古事記 増補新版 (学研M文庫)古事記 増補新版 (学研M文庫)感想
神々は歌う歌う。殺す殺す。しかも騙し討ち当たり前。本当に神話的な神武以前に歌はないが、東征以降の歌の多さにはびっくり。著者は大国主神の国譲りや神武東征は実際にあったことと主張するが、それには同意。逆説の日本史にも同様の主張があるが、やはり古事記編纂時の政府の意向が強く影響しつつも、神話そのものは架空というわけではなく、宮中に長く伝承していたものがベースになっているのは間違いないとの思いを強くした。
読了日:10月13日 著者:梅原 猛
「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)感想
相対性理論は昔読んだNewtonや学生時代の教科書などで概要はわかっているが、腹に落ちたわけではなかった。それが先日読んだ「重力とは何か」と本書でおおよそ人にも説明できるくらいの理解ができたように思う。時空という概念を把握できるかがポイントなのではないかと思う。双子のパラドックスが説明できる気になったのは自分の中で大きな進歩。という意味ではとても良書なのだと思う。それでも終盤に登場する測地線や特異点、虚数の時間などは難しかった…。
読了日:10月15日 著者:
MITメディアラボ 魔法のイノベーション・パワーMITメディアラボ 魔法のイノベーション・パワー感想
TEDの常連MITメディアラボ。伊藤穣一が所長になったことでも有名だが、彼の前の所長による同所の紹介本。とにかく思いついたらプロトタイプを作り、デモをする。異なる専門分野を持つ人間が組み、発想を進化させる。そこにイノベーションが生まれる。学生達は最初に「ほぼ何でも作れるようになる方法」という講義をとり、旋盤やレーザーカッターなどを使って「何でもすぐ作れる」スキルを身につけるのだという。そして産まれてくる新しいアイデアを本書で見せつけられ、この「魔法使いとその弟子」たちがうらやましくなった。
読了日:10月18日 著者:フランク モス
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた感想
印象に残ったのは「人間万事塞翁が馬」ということだ。山中先生は非常にお優しい性格なのだなと、読んでいてひしひしと伝わってくる。一方自分には厳しい。だから挫折しうつにもなり、何度も困難に直面されてきた。そして偶然も含め逆に困難を乗り越えてしまう。そうやってたどり着いた一つの考え方が、塞翁が馬ということなのだろう。自分に自信をなくした時に、この本とこの言葉を思い出してみようと思う。
読了日:10月22日 著者:山中 伸弥,緑 慎也
東京の自然史 (講談社学術文庫)東京の自然史 (講談社学術文庫)感想
タモリがこの本をバイブルとしていたことから興味を持ち、「江戸の崖、東京の崖」を読んだばかりということもあり、非常に楽しく読めた。「東京の自然史」と銘打っているが、そのほとんどは地質・地形学に関するもの。タモリに導かれるように東京の坂に興味を持ち、縄文海進時の東京湾の姿を夢想するような人(僕だ)にとって、どんなふうに東京の地形が形作られたかを知る入門書の決定版だろう。初版は40年以上前らしいが、未だに色あせていない。(測定年代については精緻化が進んでいる旨、巻末の解説に記載がある)
読了日:10月25日 著者:貝塚 爽平
まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)感想
今風の傷だらけの天使ってイメージかな。大藪とも北方とも違うけど、これはハードボイルド。孤独だが、孤独に向き合うことで他者とつながったり、突き放した事で逆に人の温かみを感じたりする。優しい言葉をかけたり、わかりやすく直接手を差し伸べることが本当の優しさではない。不器用な多田と行天のふたりから、そんなことを感じた。大衆小説らしい軽さもありつつ、深い。直木賞の肩書きは捨てたもんじゃない。小説ではどうもキャラが想像できなかった星をもっと知りたいので、映画も観てみたい。
読了日:10月26日 著者:三浦 しをん
137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史感想
サブタイトルである「宇宙が始まってから今日までの全歴史」のとおり、壮大な通史だ。世界史をとらなかった僕としては、世界史の通史を読むということも実は初めてのこと。ページ数の多さに途方に暮れたが、平易な文章と、時間軸だけにとらわれずに一定のトピックをまとめた書き方なので、なんとか読破することができた。これを読んで改めて思ったのは、科学と歴史、社会学、哲学などはそれぞれを切り離して考えることができないということ。知るってことは、大変な覚悟がいることなのだな。
読了日:10月27日 著者:クリストファー ロイド
ゼロからトースターを作ってみたゼロからトースターを作ってみた感想
文字通り「ゼロから」トースターを作るのだ。鉄は鉄鉱石を掘り出すところから。プラスチックは原油から。トースターくらい簡単に手に入るものが、作るとなると話は180度変わる。容易にしかも安価に工業製品を手に入れることができる現代において、これは強烈なアンチテーゼだ。それだけで、この本は面白い。企画の勝利。そして、彼が作り上げたトースターで、パンを焼いて食べることができたのかどうか。それはぜひ実際に本書を読んで確かめてほしい。
読了日:10月29日 著者:トーマス・トウェイツ
建設業者建設業者感想
20年前、僕はガテンという求人誌の広告制作をしていた。土工、鳶、設備工、はつり工、現場監督などたくさんの現場で取材をして、それがどんな仕事なのかを求職者にわかりやすく伝える広告を作ろうとしていた。この本はそんな建設現場で働く方のインタビュー集。当時のことを思い出し、懐かしくなりながら読んだ。そんな僕でも知らない職種が山ほど出てくるこの本。建具吊り込み師の「いくら速くやっても建物にスピードの跡は残らないが、仕事の跡は残る」との言葉は、そのまま自分の仕事にも当てはまる。ちょっと身が引き締まる思いがした。
読了日:10月30日 著者:
わずか五千石、小さな大大名の遣り繰り算段―“名門”喜連川家を中心に学ぶ「武士の生き残り術」 (主婦の友新書)わずか五千石、小さな大大名の遣り繰り算段―“名門”喜連川家を中心に学ぶ「武士の生き残り術」 (主婦の友新書)感想
江戸時代の武士・藩が、いかに財政に苦労していたかがわかる。「武士の家計簿」は加賀の下級武士の話だったが、こちらは極小の藩。本来は藩とは言えない五千石(大名は一万石以上)ながら、家柄により大大名扱いという特殊なケース。米本位制という異常な経済制度が数百年続き、徐々に疲弊していく大名とその懐事情。小さな喜連川藩の財政を追うことで、そんなことが理解できる。面白い本ではないが、武士とは何か、をとらえるには読んでおいたほうがいいかも。
読了日:10月30日 著者:山下 昌也

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