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【本の感想】日本の「神話」と「古代史」がよくわかる本
日本の「神話」と「古代史」がよくわかる本
PHP研究所 (2011-07-29)
売り上げランキング: 200

神話時代から天武天皇までの古代史入門書。そしてその決定版かも。

神々や天皇の諡(いみな=○○ノミコトのような生前の呼び名)は読みにくく登場人物も多いため、取っつきにくいものだ。本書は時代順の各章ごとに古事記・日本書紀の概説、詳説、主要人物の解説と多い時は3回繰り返しで進むため、非常にわかりやすい。

古事記編纂1300年で梅原猛版を読もうとして挫折した方にもオススメ。
記紀の記載の違いなどもわかりやすく言及しており、これ一冊で記紀のおおよその内容は理解できた気がする。

次は飛鳥時代ものにチャレンジするつもりだ。


古事記 増補新版 (学研M文庫)
学研パブリッシング (2012-10-09)
売り上げランキング: 275



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【本の感想】幻の楽器 ヴィオラ・アルタ物語
幻の楽器 ヴィオラ・アルタ物語 (集英社新書)
平野 真敏
集英社 (2013-01-17)
売り上げランキング: 7,016

世界中の誰もが知らない、覚えていないヴィオラに似た幻の楽器の謎を、プレイヤーでもある著者が解き明かしていく。

彼は何かに憑かれたかのように、その「ヴィオラ・アルタ」という楽器とそのバックグラウンドを調べていくのだが、その過程は何か音楽的でもあり、上質なミステリーのようでもある。

ワーグナーが愛し、大量生産もされたその楽器がたった半世紀ほどで凋落し奏でる者さえいなくなる現実。次第に様々な事実が明らかになっていく躍動感と、感動がじんと伝わってくる発見の旅に心が躍り、読後にはやわらかな気持ちに包まれた。


【本の感想】エリア51 世界でもっとも有名な秘密基地の真実
エリア51 世界でもっとも有名な秘密基地の真実 (ヒストリカル・スタディーズ)
アニー・ジェイコブセン
太田出版
売り上げランキング: 65,428

エリア51を真面目に、ジャーナリスティックに取材して書き上げた意欲作だ。
辞書と見まごう分厚さに恐れをなしたが、テンポ良くページは進む。

本書は実はロズウェル事件や宇宙人グレイの話の真相よりも、核兵器開発競争とCIAの偵察機開発プロジェクトなど東西冷戦の裏側の話がメイン。キューバ危機の話は思わず身を乗り出す面白さだ。

少ない公文書と関係者インタビューから紐解く「真実」の重みにはただただ驚嘆。

ただしロズウェル事件の著者の推理(ネタバレになるので詳しくは書かないが)に僕は賛同できかねたし、詰めが甘く思えた。惜しい。


砂漠の死体泥棒―ロズウェルUFO墜落事件・戦慄の真相
ニック レッドファーン
マガジンランド
売り上げランキング: 113,016



【本の感想】枕もとに靴
枕もとに靴―ああ無情の泥酔日記
北大路 公子
寿郎社
売り上げランキング: 134,070

有名なWeb日記らしく、爆笑の連続というようなレビューが多かったので読んでみた。

約2年分の日記で、とぼけた文体で日常のあることないことが綴られていく。中には数編ファンタジーなショートショートも混じる。

日々更新されていくおもしろ日記サイトを追いかける分にはよいかもしれないが、これだけの分量のくだらない文章(いい意味で!)を書籍として読み続けるのは自分には少々しんどかった。

いや、面白いんですけどね。このパッケージは自分向きではなかったということで…。


最後のおでん―続・ああ無情の泥酔日記
北大路 公子
寿郎社
売り上げランキング: 48,071


テレビゲームではない遊び
我が家には10歳と6歳の娘がいる。彼女たちのもっぱらの関心事はDSやWiiなどのビデオゲームである。

それは当然と言えば当然なのだが、なかなか自己管理もできない年頃なので、ゲームを始めてしまうとやめるタイミングがつかめない。そこで我が家ではいくつかのルールを設けている。

・宿題やお手伝いなど、自分がやるべきことは全て終えていること
・親がやめなさいと言ったらすぐにやめること
・その上で親の許可を得てやること

とはいえお友達が遊びにきたりすると、Wiiでマリオをやらせて!となってしまうのである。今はダメ!と言うと、仕方なくごっこ遊びやかくれんぼなどをしているが、やがて飽きてしまい再び「やらせて!」と懇願する。

ということで、何人かのグループでわいわいと遊べる、ビデオゲームではないものを取り入れてみようと、ネットを徘徊して色々探してみた。
ポイントは以下である。

・ルールが簡単で、初めてやる子でもすぐに理解し、楽しめること
・ゲームを通じて戦略を考え、戦術を工夫し、といった「学び」があること
・6歳の下の子(保育園児)が参加できるもの

この条件に合致するものを少しずつ試しながら導入していくつもりだが、とりあえず二つほど購入してみた。

まずひとつめは、UNOである。

ウノ UNO カードゲーム(B7696)
マテル
売り上げランキング: 30


ご存じ定番のカードゲームで、ルールを知っている子が多いという理由で選択。
戦略性はなくはないが、戦術としてせいぜいカードを切る順番を考えるくらいである。偶然に左右され、頭を使うというよりは、突然の運不運に喜怒哀楽するといった部分が多いだろう。

それでもカードさえ出せばすぐに遊べ、ほとんどの子がルールも知っているという点で「テレビゲームをしたい!」と言われた時のジョーカー的な存在で助かる。旅先にもかさばらず簡単に持って行けるというのも良い。騒ぐ子どものためにバッグにひとつくらい入れておいてもよいかもしれない。UNOの残念な点は、一人遊びができないということくらいしかない。


さてもう一つは、ボードゲームからザーガランドというのをチョイスしてみた。

Ravensburgerラベンスバーガー ザーガランドSagaland 《ドイツ版日本語説明書付》
Ravensburgerラベンスバーガー
売り上げランキング: 108,060

ドイツ語版で日本語解説付き、というところに若干の不安を感じたが、実際にはルールは簡単で、駒やカードは絵だけで理解できるので子どもでもまったく問題がない。

ゲームはすごろく+神経衰弱といった感じなのだが、相手の顔色をうかがってみたり、ポーカーフェイスで裏をかいてみたり、ゾロ目の必殺技で相手の邪魔をしたりといった戦術面でのテクニックが有効で、子どもでもそういったコミュニケーションの機微を学べるという点が良い。

6歳児もとりあえず遊べているが、裏をかいたり相手の顔色を読むといった高等テクニックは使えないので、お姉ちゃんにはわりとやられっぱなしである。だが、面白がっているので、あと1、2年もすれば対等に遊べるのではないかと想像できる。

このゲームはなかなか良い選択だった。後日このゲームだけでエントリを1本書いてみたい。

しばらくはこの2本でいってみようと思うが、飽きるタイミングを見計らって少しずつボードゲームを増やしていってみようかと思っている。


【本の感想】椿山課長の七日間
椿山課長の七日間 (朝日文庫)
朝日新聞出版 (2012-08-01)
売り上げランキング: 17

そもそも浅田次郎の小説はファンタジーなのだ、と言ってしまえばそれまでなのだが、あまりにもファンタジックでひいてしまった。

あり得ない設定とステレオタイプな人物描写、言わせなくてもいい台詞など、少々残念である。空疎なギャグも逆効果。

とはいえ泣かせる浅田節も健在で、面白くないわけでもない。

時間の浪費とまでは言わないが、別に今読まなくてもよかったかな、という感じで読了。


【本の感想】企業参謀ノート[入門編] (超訳・速習・図解)
企業参謀ノート[入門編] (超訳・速習・図解)
プレジデント社 (2012-07-30)
売り上げランキング: 313

若い頃から読んだほうがいい、と言われ続けながらもなかなか手を付けられずにいた「企業参謀」だが、エッセンシャル版とも言える入門編が出たということで、挑戦してみた。

戦略ツールとして取り上げられているイシューツリー、PPM、KFSはおそらくほとんど全ての企業で使えるもので、この考え方をぜひ取り入れていきたいと思えた。
そして各章とも端的でわかりやすく、エッセンスが詰まっている。

図解が重要なのでスマホではなくタブレット以上の端末のほうが見やすいだろう。

このまま実践編、本書と読んで自分のものにしていきたいと思った。

企業参謀―戦略的思考とはなにか
大前 研一
プレジデント社
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企業参謀 (講談社文庫)
大前 研一
講談社
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【本の感想】トーマス・グラバーと倉場富三郎

明治維新の小説には必ずといっていいほど登場するグラバー。
薩長を助け、倒幕を加速させた影の主役というイメージである。

本書は手紙や日記などからグラバーその人と、息子である倉場富三郎(ハーフの息子!)の生涯を追う。

事実は小説より…というが、こういった資料に基づいた史実を追いかけるのは面白いものだ。正直息子がいたことも知らなかったし。

そしてグラバーには商才がなく、息子富三郎は第二次大戦という歴史の波に飲まれ沈んでいく。それが淡々と書かれていく。

半日もあれば読める内容で、有名な史実をなぞりながらの解説は思いの外面白い。

「事実」が胸に迫る。

トマス・グラバーの生涯――大英帝国の周縁にて
マイケル・ガーデナ
岩波書店
売り上げランキング: 563,081

明治維新とイギリス商人―トマス・グラバーの生涯 (岩波新書)
杉山 伸也
岩波書店
売り上げランキング: 168,164



【本の感想】原始人
原始人 (文春文庫)
原始人 (文春文庫)
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文藝春秋 (2012-09-20)
売り上げランキング: 273

次々と繰り出される言葉の波に溺れそうになる。

文芸書という意味では大変実験的で、著者の言語能力をもって読者を試しているかのようですらある。
人称を変え、視点を変え、文体を変え、ひたすら試され続けるのだ。

ある意味屈辱的であるが、なにをこの野郎!とこちらも戦意高揚させ対決せざるを得ない。「読者罵倒」はその最たるもので、よくもまあここまでと呆れるほどあらゆる言葉で読者を罵倒し続ける。

「屋根」はファンタジックな冒険譚でありながら、金物、瓦、勾配などの専門知識を得られる変態的な短編。

ぐったりと、這々の体で読み終えた。


【本の感想】冥王星を殺したのは私です
冥王星を殺したのは私です (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)
マイク・ブラウン
飛鳥新社
売り上げランキング: 143,993

著者は冥王星よりも大きな準惑星エリスを発見した天文学者。
エリス以前に発見した準惑星ハウメアの発見レースをめぐる攻防と、冥王星が惑星から準惑星に転落する際の論議について、当事者としての非常にスリリングな逸話を披露している。

とぼけた筆致と、意外に重要な彼の娘ライラの育児日記をまじえた展開が予想外に面白く、貪るように読み切ってしまった。

科学系ノンフィクションにはこういう傑作が稀に現れる。まさに新天体の発見というべき良書だと思う。

かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて
ニール・ドグラース タイソン
早川書房
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【本の感想】深夜特急2―マレー半島・シンガポール―
深夜特急2―マレー半島・シンガポール―
新潮社 (2011-06-01)
売り上げランキング: 154


主人公の、醒めているようでいて、時折突き動かされるようにただ感情にだけ従って旅を続けるところに無性に共感する。

自分の訪れたことのある町の記憶に、いつしか重ね合わせて想いを馳せてしまうのだ。
主人公が続ける不自由そうで、実はとびきり自由な旅に憧れながら、ページをめくる手のスピードは早まっていきあっという間に読了となった。


【本の感想】非道に生きる
非道に生きる (ideaink 〈アイデアインク〉)
園 子温
朝日出版社
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園子温という人。破天荒な人生だ。すげえ、とただ感嘆。

東京ガガガの人だったんだと初めて知った。

刹那に生きる、非道に生きることこそが人生なんだと彼は言う。
しかし強引な手法で無理矢理興業を成功させてしまう手腕は、ジョブズや孫正義と通じるところがあり、情熱でビジネスを成功させてきた人々と何も変わらない。そういう視点でも面白い本。

彼の作品は「愛のむきだし」しか観ていないが、他作品も観てみたいと強く思った。

なお、本稿の起稿時に、園監督による小説版「愛のむきだし」があることを知った。これも機会があれば読んでみたい。

愛のむきだし (小学館文庫)
園 子温
小学館 (2012-01-07)
売り上げランキング: 84,571

愛のむきだし [DVD]
愛のむきだし [DVD]
posted with amazlet at 13.02.13
アミューズソフトエンタテインメント (2009-07-24)
売り上げランキング: 2,320


【本の感想】プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?
プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?
メアリアン・ウルフ
インターシフト
売り上げランキング: 11,727

やっぱり脳科学は面白い。

古代から人間がどうやって言葉と文字と脳を発達させてきたかという前半と、ディスレクシア(読字障害)についての後半部。

読字障害は意外にも多くの人が問題を抱えており(軽度なら人口比で1%以上)、逆に障害を持つ人々が驚異的な読字以外の才能を発揮する事例も多いとのこと。

脳は使うことで自分自身をどんどん高機能にしていくというのは知っていたが、こんなにもか!と驚異的であった。ワクワクしながら読み終えたが、実際脳の話は難しいところも多く、おそらく本書を読んで相当脳機能が向上したと思われる(笑)


【本の感想】僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。
僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。
ダイヤモンド社 (2012-12-20)
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信念と思い・情熱が起業を成功させる全てではないかと改めて身に染みた一冊。
読んで元気が出た。

きっかけは、栄養素としても燃料としても期待されているミドリムシの大量生産=培養がなぜ難しいのかを知りたかったから。

その秘密はあっさりと書かれているのだが、サイエンス本としてはもの足らず。
もっぱらベンチャー起業記である。タリーズの「すべては一杯のコーヒーから」に近い。

ミドリムシに関しては、単なる新興企業の隆盛というだけでなく、本当に世界を変えたりノーベル賞レベルの話だと思われるので、知っておいて損はない。

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)
松田 公太
新潮社
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【本の感想】華氏451度
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)
早川書房 (2012-08-01)
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思わず目に浮かんでくるレトロ・フューチャーの世界は懐かしく切ない。

「冷たく人間味のない政府と人らしく生きることを選ぶレジスタンス」という構図は、ブレードランナー、ターミネーター、マトリックスなど多くのSF映画に影響を与えたのだと再確認した。(ブレードランナーはレジスタンスではありませんが、あえて言及してみました)

ブラッドベリは本作を「圧政とレジスタンス」いうテーマではなく、テレビは怖いよ、という視点で書いたのだそうだ。
60年経った今テレビはというと、平易を極めた番組を見る層と、テレビなんか見ないという層に二分していて、当たったようでもあり、はずれたようでもあり…。


【本の感想】江戸300藩 殿様のその後
江戸300藩 殿様のその後
朝日新聞出版 (2012-08-01)
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大名・殿様は維新後どうなったのか、近代日本の立役者たりえたのか、ということを全ての藩について綿密に調査して詳らかにした本。

300藩分をひたすら列挙するので、かなり気力がないと読み切るのは難しい(一応途中にコラムもある)。
「はじめに」で結論をまとめているので、そこだけでも充分といえば充分か。

しかし家名の存続というのは本当に大変で、維新後に嫡子がなく断絶する大名家が続出。今も続く家は必至に養子をとって存続させているのがよくわかる。ましてや天皇家の万世一系など、机上の空論としか思えなくなってくる。


【本の感想】夢中になる!江戸の数学
夢中になる!江戸の数学 (集英社文庫 さ)
桜井 進
集英社 (2012-08-21)
売り上げランキング: 12,301

「天地明察」でも和算は大きくフィーチャーされているが、江戸時代の庶民はどんだけ数学が好きだったのか。

一家に一冊あったという塵劫記という数学書。

そしてまるで武芸のような「算数道」がそこにあり、極めれば免許皆伝が与えられ、数多くの市井の数学者が誕生したという。また彼らにより西洋数学に先んじて多くの公式が発見されているとのこと。

中でもスーパースターは関孝和。弟子からも多くのスターを輩出する流派。

といった何とも興味深い話のイントロとして最適の一冊。これを契機に江戸の数学についてもう少し深掘りしてみたい。

天地明察
天地明察
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冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング)
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【本の感想】地図で読む昭和の日本: 定点観測でたどる街の風景
地図で読む昭和の日本: 定点観測でたどる街の風景
今尾 恵介
白水社
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iPhoneのアプリに「東京時層地図」というのがあって、明治期から現代までの地図を時代を追って串刺し的に眺めることができるが、そういった楽しみ方をする本。

本書は特定の地域に絞って、そこに何があったのか、どう変化したのかを詳しく解説してくれる。

銀座、船橋、荏原平塚(品川区)、関西や博多なども含まれている。淡々とした解説の中に、著者の興味や意外な知識が散見され、なかなか味わい深い。

堺の町が環濠都市だったというのは全く知らなかったので興味深かった。(黄金の日々を観たくなった!)


【本の感想】働く前に読んでおきたい6つの話
働く前に読んでおきたい6つの話
NHN Japan株式会社 (2012-12-28)
売り上げランキング: 528

僕は諸事情により一括採用には縁がなかった。就活のこともよくわからないし、今さら新卒採用されるわけもなし。

ということでKindle版で安かったのと、イマドキの就活事情への興味から読んでみることにした。

仕事に就く為の儀式を大学の終わり頃に特別な形で一斉にやるってことは昔も今も変わっていない様子。社員を探している会社にマッチングして仕事をするってこと、単にそれだけのはずなのに、右往左往する企業と学生。

そんな大仰に考えなくてもいいのにねえ。

氷河期といいつつ全然氷河期ではないってデータは面白かった。


【本の感想】僕らのパソコン30年史 ニッポン パソコンクロニクル
僕らのパソコン30年史 ニッポン パソコンクロニクル
SE編集部
翔泳社
売り上げランキング: 47,786

往年のマイコン少年だったので、懐かしい気持ちになりながら読了。

歴史書を名乗るには端折りが多く、これ一冊で網羅しているわけではない。例えばFM-7やX1シリーズについてはほぼ記載がない。誤字脱字も多く、手抜きの印象。

当時を俯瞰する資料としては相応の価値はあると思うが、少々残念。


【本の感想】仏教が好き!
仏教が好き! (朝日文庫)
河合 隼雄 中沢 新一
朝日新聞出版
売り上げランキング: 77,215

僕は無宗教だが、仏教の思想は好きだ。

鎌倉仏教や禅宗も悪くないが、釈迦が説いた原始仏教の世界は、全ての事柄をフラットに受け入れて心穏やかに楽にさせてくれる魅力がある。

河合、中沢の対談を通してそういった仏教の魅力を改めて感じた。
一神教の非対称性と仏教の対称性、全ての宗教を包摂するメタ宗教としての仏教、曼荼羅とハイゼルベルグの量子論など目から鱗が落ちまくって、鱗の掃除が大変なほどである(笑)

本書で宗教本シリーズは打ち止めの予定でいたが、逆に火がついてしまった。もう少し仏教のことを知る旅に出たい。


【本の感想】ラッシュライフ
ラッシュライフ (新潮文庫)
新潮社 (2012-07-01)
売り上げランキング: 417

初めての伊坂幸太郎。LOSTのような「多様性展開」で、何の関係もなさそうに見える5組の登場人物の話がパラレルに進みつつ絡み合っていくという構成。

一応ミステリーっていうのかな? 段々と絡み合いが深まっていき、一つの流れになるので、最初は何のことかよくわからないが、読み終えるとたくさんの伏線が回収でき、カタルシスが得られるようになっている。

プロットはよくできているとは思いつつ、今ひとつ物語に入り込むことができず、消化不良。

ふ〜ん、こういう話ね、というところで読了。


【本の感想】ギリシャ危機の真実
ギリシャ危機の真実 (Mainichi Business Books)
毎日新聞社 (2012-09-01)
売り上げランキング: 1,045

ともすれば「自堕落なギリシャ人」と「勤勉なドイツ人」的な視点で語られがちなユーロ経済危機問題だが、本書はギリシャ人の心情を生の声を聞きながら、彼らの歴史や環境なども踏まえて説明してくれる。

経済危機の話はともかく、ギリシャ人とはどういう国民性をもった人たちなのかというのを感じ取れるという点だけでも本書の価値はある。
そして残念ながら経済危機への対策策は不調に終わり、再び欧州経済危機問題が懸案となりそうことは本書から容易に想定できる。


【本の感想】検証 教育改革―品川区の学校選択制・学校評価・学力定着度調査・小中一貫教育・市民科

品川区の小中一貫教育批判本を2冊読み、いずれも批判のための批判で定量的な裏付けに乏しかったため消化不良気味だった。

本書は推進側のバイアスがないわけではないが、メリット・デメリットの両方を腹に落ちる形で理解できる。
巻末の若月教育長のインタビューも、彼が「声が大きく無茶振りなトップダウン」だけではないことが理解でき収穫だった。任せてもいいかな、と思えるほど。

その他教員・児童・保護者へのアンケート結果やB&S活動の成果は大変興味深いので品川区の小中学生の親御さんは必見。
最新のデータも知りたい。


これでいいのか小中一貫校―その理論と実態

新日本出版社
売り上げランキング: 35,806


【本の感想】類とヤッコの東京二人で酔える居酒屋50
類とヤッコの東京二人で酔える居酒屋50
吉田 類 倉本 康子
光文社
売り上げランキング: 15,478

酒場放浪記ファン必見。

各店の紹介はあっさり気味。それでも、あ、ここは!と思わせる店が何軒もあり、今後の参考にします。

おんな酒場放浪記でのヤッコちゃんの「飲みっぷり」の良さは本書では控えめですが、それでも上っ面だけの紹介とは違う、本音の推薦キーワードが拾えて大変参考になるかと。欲を言えば、類さん、ヤッコちゃんと飲んでるような雰囲気の編集ならばもっと良かったなと。


【本の感想】陽だまりの彼女
陽だまりの彼女 (新潮文庫)
越谷 オサム
新潮社
売り上げランキング: 646

昔好きだった女の子との再開から始まる甘々なラブストーリーに目を細めながら読み進めた。

不条理で切ないファンタジーの構成は、南くんの恋人を思い出す。ラストに向かいながら、段々醒めてしまい、物足りない感じで読了。


【本の感想】超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
リチャード・ワイズマン
文藝春秋
売り上げランキング: 9,099

言ってみれば、超常現象はヒトの脳が紡ぎ出した幻想と錯覚、という身も蓋もない結論なんだけど、決して無味乾燥な話ではない。

逆に脳科学や心理学への興味が湧き、人間の根源を探るような面白さに溢れている。

飲み屋で使えそうな暗示トリックやミニマジックも載ってるし、くだらないジョークもたくさんあり、飽きさせずに読ませるサービス精神あふれる一冊。


【本の感想】深夜特急1―香港・マカオ―
深夜特急1―香港・マカオ― (新潮文庫)
新潮社 (2012-07-01)
売り上げランキング: 83

10数年ぶりに再読。

独り旅は孤独のようでいて出逢いがあり、自由のようでいて制限がある。
自分には独り旅の経験はないが、一度だけ、西欧に予定を立てず宿も決めない旅に出たことがある。その時に感じた自由といささかの不安は、今思えばやはり旅の醍醐味といったところなんだと思う。

読み始めると、一気に読まずにいられないスピード感と、没入感がある。そして読後は、深夜特急の世界にただただ憧れるばかりとなる。


【本の感想】ゲームばっかりしてなさい。-12歳の息子を育ててくれたゲームたち-
ゲームばっかりしてなさい。-12歳の息子を育ててくれたゲームたち-
エンターブレイン (2012-09-27)
売り上げランキング: 560

ゲーム誌の編集長だった著者が、自身の息子とのゲームを通じたコミュニケーションについて綴ったコラム。

子供が自分の理解できないものに捕らわれてしまう恐怖はゲームに限ったことではないが「ゲームはおもしろいから、人を夢中にさせる。夢中になった結果、知らないうちにそれまで築いていたコミュニケーションを怠ってしまい、相手を怒らせ、ゲームを嫌いにさせてしまう。」との考察はまさにその通り。

子供と一緒にゲームをする時間と、ゲームをせずに一緒にいる時間のどちらも大切にしたいと思った。


【本の感想】東京の自然史
東京の自然史 (講談社学術文庫)
貝塚 爽平
講談社
売り上げランキング: 13,888

タモリがこの本をバイブルとしていたことから興味を持ち、「江戸の崖、東京の崖」を読んだばかりということもあり、非常に楽しく読めた。

「東京の自然史」と銘打っているが、そのほとんどは地質・地形学に関するもの。
タモリに導かれるように東京の坂に興味を持ち、縄文海進時の東京湾の姿を夢想するような人(僕だ)にとって、どんなふうに東京の地形が形作られたかを知る入門書の決定版だろう。

初版は40年以上前らしいが、未だに色あせていない。(測定年代については精緻化が進んでいる旨、巻末の解説に記載がある)

デジタル鳥瞰 江戸の崖 東京の崖 (The New Fifties)
芳賀 ひらく
講談社
売り上げランキング: 78,621




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