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【本の感想】レトロハッカーズ合本第1集

「ハッカージャパン」というかなり濃い目な技術誌から連載を抜き刷りにしたものだが、内容はサイエンス系のノンフィクションで敷居は高くない。

その中身は…バベッジの階差機関、エニグマ暗号の解読、ライト兄弟の航空機事業の失敗、テスラはマッドサイエンティストか?、ピルトダウン人、…とくるのだから面白くないわけがない。

エニグマはサイモン・シンの暗号解読よりも翻訳書でない分、ストレートでわかりやすいくらいだ。

こういう埋もれた良作がキンドルで読めるのは電子書籍ならではだろう。



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【本の感想】陰謀史観

トンデモ本を楽しむタイプの人にとって、陰謀論の世界ほど面白いものはない。
一方で田●神論文のように、間違いが明らかでありながら特定周波数の人々に賞賛され受け容れられていく世界を見てしまうと、それは恐怖でもある。

高齢な著者の酒井勝軍や五島勉も網羅する「と系」な知識に驚くとともに、前半のまことに客観的な近代史解説に脱帽する。

戦前の謀略事件、真珠湾攻撃ローズベルト陰謀説など陰謀論派の論拠をばっさり切って捨て去り、気持ちよいことこの上ない。

どんな歴史書を読む時も、いったんこの本に戻って冷静になりたいと思える。

【本の感想】CEO OF THE INTERNET ジェフ・ベゾス、かく語りき

ベゾスCEOのインタビュー録。Web版の抜き刷りなので、ボリュームが全然なくあっというまの読了。

ただし彼のインタビューはそれほど世に多く出ているわけではないので、貴重なものだ。

新しいことを追いかけ、常にイノベーティブなように見えて、実は「ブレずに続けること」が彼のスタイルなのだなと改めて実感した。

また彼の宇宙プロジェクト Blue origin が彼自身の言葉で語られるのもいい。ネット界の大立て者やリチャード・ブランソンが揃いも揃って「事業としての」宇宙開発を目指す意味は何か。とても興味深いところだ。


【本の感想】ロング・グッドバイ

もちろん清水版よりモダンな訳だとは思うけれど、原書を読んだわけではないので細かいところはわからない。
逆に村上春樹訳でも古臭いなあと思える表現もあって、全体としてどちらを読んでもチャンドラーの味が何なのかわかるあたり、それこそがチャンドラーなのだと思った。

という意味では、訳者あとがきが清水版との相違にも触れていたり、村上春樹の思いもわかり、ボリュームという点でも読み応えがあった。



【本の感想】チューリングの大聖堂: コンピュータの創造とデジタル世界の到来

結局いまだにチューリングが起草し、天才フォン・ノイマンの作ったコンピューターの概念(万能チューリング・マシン)から離れられないのだと思うと感慨深い。

コンピューター黎明期の人物相関図であり、水爆開発を逆手に取った最初のコンピューター開発史。
登場人物が多いのと、年代が錯綜するため、相当気合いを入れて読まないと腹に落ちるのは難しかった。

もう少し技術的な面でも知りたい部分があったが、それは他書に頼るべきか。



【本の感想】鳥類学者 無謀にも恐竜を語る

思わず一気読みした。

鳥の祖先は恐竜なのだから(実際に恐竜化石に羽毛が見つかっている)、鳥を見れば恐竜のこともわかるんじゃね?というノリで、恐竜の身体や生態を推測していく思考実験風な書。

ふざけた文体に爆笑の連続(脚注まで笑わせる)だが内容は素晴らしくアカデミック。なんか新しい世代の科学本の姿を見た気がした。激しくお勧め。

著者を見つけ出して、このスタイルで書かせ、あのイラストをつける編集者と出版社に驚きを禁じ得ない。と思ったらチリメンモンスター本を出してるところだった。

奇跡じゃない、計算なんだと思うと空恐ろしい。



【本の感想】全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路
全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)
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新潮社
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探偵ナイトスクープの馬鹿とアホの境界線を探す企画から一転、言語地理学という高尚な学問に。
その過程をさながら番組を作るドキュメンタリーのように活き活きと描き、難しさを感じさせないのはさすがテレビマンといったところ。

馬鹿を意味する各地の方言すべてが、その語源が白痴や愚など他者を貶めるようなものでなく、婉曲な表現だったのも白眉だ。

言葉が旅をするという著者の表現にも納得だし、時代に連れて言葉と表現が変わっていくのは悪くないんじゃないかなと思えた。
言葉は生き物だなあ、としみじみ思う。


方言の日本地図-ことばの旅 (講談社プラスアルファ新書)
真田 信治
講談社
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【本の感想】ノンフィクションはこれを読め! - HONZが選んだ150冊
ノンフィクションはこれを読め!  - HONZが選んだ150冊
成毛 眞
中央公論新社
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ノンフィクションのレビューサイト、HONZを書籍化したもの。

だいたい読んでるつもりが見てなかったものが結構あり、空き時間にそれこそWebを見るように読み進めた。

中でも「ダチョウ力」は完全に見落としていたのでみっけもの。読みたい本の筆頭にあげた。

掲載された本は大概図書館で予約待ち、Amazonのマーケットプレイスでも新品並みの値段が多く、影響力を感じるとともに経済力の必要性を痛感させられる。

読書は本当に道楽なのだろう。


ダチョウ力 愛する鳥を「救世主」に変えた博士の愉快な研究生活
塚本 康浩
朝日新聞出版
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面白い本 (岩波新書)
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【本の感想】イヴの七人の娘たち
イヴの七人の娘たち (ヴィレッジブックス N サ 1-1)
ブライアン・サイクス
ウイーヴ
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最近凝ってる遺伝子シリーズ。

本書ももはや古典の領域に近いらしい。人の染色体とは別に、独自のDNAを持つミトコンドリア。
卵子の細胞質を通じてのみ遺伝することから古代まで母系がたどれ、現在のヨーロッパ人の95%はたった7人の女性=ミトコンドリア・イヴの子孫であることを証明する。

科学書でありながら、壮大なロマンが感じられ、人種など全く意味のない枠組みだとする著者の主張に溜飲が下りた。

最後には日本人のルーツにも触れており、大変興味深い。
興奮しながら読み終えた一冊。

※遺伝子プール、については何の説明もなく用語として出てくる。遺伝子プールが何なのかについては「利己的な遺伝子」に詳しい。「利己的な遺伝子」についての私の感想はこちら。

利己的な遺伝子 <増補新装版>
リチャード・ドーキンス
紀伊國屋書店
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【本の感想】ここは退屈迎えに来て
ここは退屈迎えに来て
山内 マリコ
幻冬舎
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30代サブカル女子の朝井リョウ、みたいな感じ。

8つの短編に必ず椎名君が登場するのも桐島、〜っぽい。(椎名君は名前だけじゃなくて、実体を現すのでそこは桐島とは違うんだけど。)

そしてサブカル子がパンピーを馬鹿にするように、東京を知ってる田舎者がただの田舎者を蔑むように、ある意味、中2病的な若気の至りと、そんな嫌みったらしい自分に気付いた後ろめたさに読者を巻き込んでいく。

地方出身30代女子あるある的な閉塞感だが、各編とも最後に前を向いた終わり方で救われる。


桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
朝井 リョウ
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2013年4月の読書メーターまとめ
4月は仕事に忙殺されたことと、500ページを超える重量級の本ばかりだったこともあって6冊でした。半年で100冊いけるかな~と思ってましたがちょっと無理そうですね。何冊読んだかは重要ではないのはわかってるんですが、よりたくさんの本に出逢いたいのでちょっと焦ります…。

書籍形態別
・紙の本 4冊(すべて図書館)
・Kindle 2冊

ジャンル別
・ミステリー 1冊
・ノンフィクション 5冊

今月の3冊
■木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
K-1や柔道の試合に少しでも面白いと感じたことがある人なら、絶対読むべき一冊。木村政彦という人の魅力、格闘技の魅力、何かを成し遂げるということ、男の生き様など参考にすべきエッセンスがたくさん詰まってます。というか、こんな面白い本、一生のうちで出逢えるのも数えるほどなのではと思ってしまいます。女性でもきっと面白いと思えますので万人にお勧めします。あの分厚い本に後ずさりしてしまったなら、Kindle版もありますので。
■長いお別れ
チャンドラー、ハードボイルド、「ギムレットには早すぎる」という言葉は知っていても、やはり読んでみると全く違うものです。読書は体験なんだよな~と改めて思った一冊。村上春樹との相関も考えながら読むとなかなか面白いですよ。
■もの食う人びと
辺見 庸という作家が一発で好きになりました。この人の著作はこれから追っていきたいなと思ってます。


2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:3091ページ
ナイス数:39ナイス

ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF)ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF)感想
この分量を読み終えて「すごい本を読んでしまった」と嘆息。生物は徐々に多様化し、門が増え、類が増え、網が増え、器官を進化させ、現在の哺乳類ひいてはヒトへと繋がった…というのは全く間違いでした!というのが結論なのだから。今の生物種が残っているのは単なる偶然、有機物スープを放っておいたら何度やっても10億年経てば人類が誕生しますなんてことは全くあり得ないのだ。ある意味ショックでもあるし、自然科学の面白さここにありといった本だ。書き下ろされて20年経つが、現在の解釈も知りたいところだ。
読了日:4月9日 著者:スティーヴン・ジェイ グールド


もの食う人びと (角川文庫)もの食う人びと (角川文庫)感想
腹が減れば、ものを食う。能書きを垂れても、崇高な思想を持とうとも、食わずには生きられない。単純で原始的な話だ。著者は「食事」を切り口に、そこに生きる人々を描き、おぼろげに色々な事が見えてくる。貧困、アフリカに蔓延するエイズ、チェルノブイリの放射能、従軍慰安婦。そこでいかにも正論めいた、偽善の意見を著者は全く述べない。現地を自分の目で見て、営まれている生活と生の声を拾い上げる。そうすることで自ずと問題は詳らかになり、声にならない声で読者に訴えかけてくる。ミクロを見ずしてマクロを理解することはできないのだ。
読了日:4月13日 著者:辺見 庸


木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか感想
2013年に読んだ本の1位は4月半ばの今日、決まってしまった。これ以外にありえない。そもそも格闘技などたまの五輪観戦程度の僕が、これほどのめり込んで読むことになるとは思わなかった。伝記として一級、ノンフィクション、資料書としても最高峰だろう。昭和史を語る上でも欠かせない一冊になっている。本書を読みながら、柔道を知らない僕は各種の技を動画で見て、なるほどと肯きながら読み進めた。でも、あえて木村政彦のものは避けていた。読み終えた今、鬼の木村の試合を存分に見て、堪能したい。
読了日:4月16日 著者:増田俊也


利己的な遺伝子 <増補新装版>利己的な遺伝子 <増補新装版>感想
既に初版から30年経ち古典の域にある本書だが、未読だった。聞きかじりのエッセンスだけで満足していたが、実際に読んでみると印象は異なった。遺伝子はそれ自体を複製することを究極の目的とし、個体(つまり私たち生物のガワ)は遺伝子の乗り物(ヴィークル)にすぎないとし、それこそがダーウィンの進化論の本質だと論じる。文化のような一見遺伝と関係ないものも、自己複製する遺伝子のようなものとして捉えた「ミーム」の概念の提唱なども新鮮な驚きだった。やはり百聞は一見にしかず。生命科学を知る上では欠かせない一冊と言えそうだ。
読了日:4月25日 著者:リチャード・ドーキンス


長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))感想
初めてのチャンドラー。その世界観や言い回しにグッときてしまった。ハードボイルドとは単にストイックな男の話ではないのだ。ミステリーとしてもかなり上質で、どんでん返しも一流だ。そして会話の応酬や何気ない風景の切り取り方など、村上春樹は相当影響受けてるんだなあと感じた。これは「ロング・グッドバイ」のほうも読まねばなるまい。アルトマン監督の映画も近いうちにチェックしなければ。
読了日:4月26日 著者:レイモンド・ チャンドラー,清水 俊二


かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべてかくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて感想
準惑星エリスを発見したマイク・ブラウンの「冥王星を殺したのは私です」つながりで読んでみた。著者はプラネタリウム併設の博物館で惑星の展示を行う際に、冥王星を外した。そのことで全米の冥王星ファンからクレームを受ける顛末が面白おかしく語られる。冥王星はアメリカ人が発見したこともあり、またノスタルジックな感傷として、冥王星が惑星でなくなることに大きな抵抗を示すのだ。このあたり、進化論における福音派のような様相で、お笑いを飛び越えて若干の怖さを感じる。冥王星というよりアメリカという国を知るための一冊かもしれない。
読了日:4月30日 著者:ニール・ドグラース タイソン

読書メーター

【本の感想】かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて
かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて
ニール・ドグラース タイソン
早川書房
売り上げランキング: 581,491

準惑星エリスを発見したマイク・ブラウンの「冥王星を殺したのは私です」つながりで読んでみた。

著者はプラネタリウム併設の博物館で惑星の展示を行う際に、冥王星を外した。そのことで全米の冥王星ファンからクレームを受ける顛末が面白おかしく語られる。

冥王星はアメリカ人が発見したこともあり、またノスタルジックな感傷として、冥王星が惑星でなくなることに大きな抵抗を示すのだ。このあたり、進化論における福音派のような様相で、お笑いを飛び越えて若干の怖さを感じる。

冥王星というよりアメリカという国を知るための一冊かもしれない。


冥王星を殺したのは私です (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)
マイク・ブラウン
飛鳥新社
売り上げランキング: 334,755




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