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【本の感想】定本 二笑亭綺譚

マッド建築「二笑亭」をめぐるノンフィクション。
求龍堂から89年に出版されたハードカバーと合わせて読んだ。

基本的には同書の文庫化だが、模型がバージョンアップされ、写真もカラー化している。
モノクロ写真は解像度も紙の質も高いハードカバーに軍配があがるが、模型のカラー写真は何とも言えない雰囲気があり、文庫版も押さえておきたい。

世界一周旅行日記の資料写真も文庫のほうが数点多い。

ところで模型写真のキャプションは金蔵の言葉のように見えるが、これは創作なのだろうか。板の節を煮て食うくだりが印象的だ。


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【本の感想】二笑亭綺譚―50年目の再訪記

2013年のNo.1はこの本に更新!なんだこの面白さは。

昭和初期に実在した世にも奇妙な家、二笑亭をめぐるノンフィクション。
底本は昭和12年刊だが今読んでも色褪せない魅力的なドキュメント。

金持ちの狂人が作った家は奥行き5cmの押し入れ、高さ2mの帽子掛け、登れない梯子など意味不明のワンダー建築。

その意味を50年後に底本著者のご子息が解き明かすくだりは圧巻。

ボードレールは「賢者は狂人ほど見事な夢をみない」と言ったが、まさにその通り!逆に精緻な理論の上で作られたと思わせるあたり、著者たちの調査の賜物だろう。

興奮した。


【本の感想】宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論

人間がいるから宇宙がある。極論すれば、人間原理とはそういうものだ。
アホらしくて付き合いきれない、というのが人間原理への所感だったが、本書は数々の名作科学ノンフィクションを翻訳された青木薫氏の作ということで、先入観をいったん脇に置いて読んでみた。

コペルニクス、ニュートンからアインシュタインへと宇宙論の歴史を紐解き、最新のマルチバースの話へ進む。
引き込まれるほどではないが、腹に落ちる、納得感の高い精緻な文章。

なるほど、最新の科学では人間原理は全否定ではないが、真でもないというのが落としどころか。いや、面白い。


【本の感想】黒船以前 パックス・トクガワーナの時代

作家と学者の江戸時代再考をテーマにした対談録。

最近よく見かける、寛政・享保・天保の改革=愚策論や、田沼意次の再評価など知れば知るほど興味深い。
そして両人ともに保科正之大絶賛。彼が江戸時代をつくりあげたと言っても過言ではない。僕も保科正之ファンになってしまった。

対談という気楽さの割りに深掘り感とボリュームがあり、楽しめる一冊だった。また二人の徳川慶喜評、ディスり具合の半端のなさは面白かった(笑)


【本の感想】大田区 品川区 なつかしの写真館

僕は群馬県前橋の生まれだが、住んでいた地域は田舎のわりに新興住宅地であったため、昔ながらのお祭りや遊びには縁遠い少年時代だった。
なので、現在の居住地である品川区はお祭りも多く、地域の絆が強いため、すっかり生まれ育った街のような勘違いさえしてしまいそうなところだ。

本書の戦後の町並みの写真(1950〜70年代)を眺めながら、知りもしないのに懐かしくなってしまった。ご近所さんとこの本を見ながら一杯やっても楽しいだろうな、なんて思いつつ…。

【本の感想】トンパ文字―生きているもう1つの象形文字

チベットも近い雲南省の少数民族ナシ族に伝わる象形文字(著者は「絵形文字」と呼ぶ)について現地の人々の生活風景も交えて紹介した本。

第3章の総覧を見ると、ウキウキしそうな楽しい文字がたくさん並ぶ。特に動物系は似たような形状でありつつそれぞれの特徴が出ていて、しかもとぼけた顔で可愛い。これだけで一日中見ていることができそう。

興味深いのは日本文化のルーツではないかとも言われるナシ族との共通性。住宅建築からうどん・そばを醤油仕立てで食べたり納豆を食べたりするのだとか。


【本の感想】ボイニッチ写本の謎

オカルト・トンデモ本好きは絶対押さえておきたい一冊。

ヴォイニッチ手稿の発見の歴史、解読挑戦の歴史などを綿密な調査のもとに明らかにしている。
換字式暗号など中世に使用されたであろう暗号システムの詳細な解説もあり、これまでなぜ手稿が解読されなかったのかとてもわかりやすい。

前半の、発見までの歴史は正直面白くなく飽きるが、そこを知らないと「解読」には至らないので我慢我慢。

世紀の大発見か、稀代の奇書か、単なる偽書か。本書を読めば、自分の目で確かめたくなるに違いない。

【本の感想】ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉

純粋で破天荒な生き方は天才だから出来たこと、許されたこと、とエクスキューズを与えてしまうと何の面白味もない。

天才であることは必要条件だが、十分条件ではないということなんだな。
何にでも好奇心を持ち、疑問はそのままにしないこと。自分もそうありたいし、努力しようと思った。


2013年7月の読書メーターまとめ
7月はゲームにプチはまり、中盤は公私ともにイベントが続き、読書はしつつも読了に至らず。なので7月20日になってやっと1冊読了というペース。ただ常に数冊は平行で読んでるので後半は順調に消化し6冊でした。

書籍形態別
・紙の本 2冊(うち図書館1冊)
・Kindle 4冊

ジャンル別
・ノンフィクション 4冊
・エッセイ/コラム 1冊
・ビジネス 1冊

今月の3冊
■ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉
科学者の自伝を読んで、ニコニコ。名作の所以がよくわかる。
■関ヶ原 島津退き口 (学研新書)
戦国時代~関ヶ原は全く未知の世界で、逆に面白かった!
■レトロハッカーズ合本第2集
風船爆弾は和紙で作られていたと馬鹿にされますが、実はそれこそがポイントだったというのを知り、またすごいハイテクだったことに驚嘆。調べると風船爆弾関係には良質そうなノンフィクションが何冊か。次に読む本の候補です。

2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1356ページ
ナイス数:18ナイス

関ヶ原 島津退き口 (学研新書)関ヶ原 島津退き口 (学研新書)感想
歴史物は好きだが戦国時代は全くわからない。関ヶ原は小早川秀秋が寝返ったってことを知ってるくらい。島津の退き口という、敗走譚も初めて知った。でもこれが意外に面白く、多数の資料から史実を解き明かすというスタイルもツボだった。戦国、関ヶ原ものもそろそろ読んでみようかなと思えた。
読了日:7月20日 著者:桐野作人

「ひらがな」で話す技術「ひらがな」で話す技術感想
ビジネス本はあまり読まないんだけど、なんとなく気になって購入。話す時には相手がいる、という事を改めて考えさせられた。あっという間に読めるので、一度「話す」ことについて立ち止まって考えてみるのも良いかも。
読了日:7月22日 著者:西任 暁子

レトロハッカーズ合本第2集レトロハッカーズ合本第2集感想
第1集が面白かったので読んでみた。ENIAC、風船爆弾、ディープブルー、コンコルド、QWERTYキーボードの5編。マニアックな雑学本といった感じで取り上げるテーマは濃いめながら面白く読める。暇つぶしに良いが、さらっと読めすぎて面白くてついつい読みふけることになる。参考文献の記載がないが、著者はどうやって調べてるのか若干気になった。
読了日:7月24日 著者:牧野武文

死海文書のすべて死海文書のすべて感想
バチカンが必死に秘匿し、ゼーレが人類補完計画を実行した死海文書。その全貌が知りたい!といった生半可なオカルト的興味で本書を読めば手ひどい返り討ちに合う。むろん僕もその一人(笑)当たり前だが旧約聖書に相当精通していないと辛い本だ。発見された文書は創世記や出エジプト記などが含まれ、旧約聖書の成立過程を明らかにする超一級の資料だった。本書はその発見経緯、資料の真偽や価値、資料公開の問題点まで淡々と述べていく。面白いのは間違いないが、自分に知識が足りない。ということで岩波の旧約聖書シリーズを読むことにした(笑)
読了日:7月25日 著者:ジェームス・C. ヴァンダーカム

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)感想
こんな人生に憧れる。天才は何をやっても楽しいのだ。蟻の通り道に邪魔をするのは子どもの頃にみんなやるものだと思うが、大人になって真剣にそれを楽しんでしまう。独自の推論で金庫破りのプロになる。女の子を口説くのだって科学的。周りを楽しませるイタズラの天才。だが一番印象的なのは、ほとんど文字にしてはいないが亡くなった奥さんのことを心底愛していて、その死を悲しんでいること。行間から伝わるその気持ちに泣けてくる。
読了日:7月29日 著者:リチャード P. ファインマン

強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く感想
前作の「重力とは何か」もわかりやすかったが、本書も同様だ。量子力学のうち特に強い力と弱い力にフォーカスを当てつつ、素粒子の標準模型がヒッグス粒子の発見で完成するまでの、理論物理学者たちの功績を歴史を追って解説するという内容。多少なりとも読者をわかった気にさせる著者の説明力はすごいかも。前作同様著者のヘタウマな似顔絵がだんだんクセになるという、ファニーな特典付き(笑)
読了日:7月30日 著者:大栗博司


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