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【本の感想】二重らせん

ワトソンがクリックとともにDNAの二重らせん構造を発見するまでの回顧録。

そこまで言わんでも、まあまあ、とワトソンの肩を叩きたくなるほど研究者間の軋轢を赤裸々に描く。

ダークレディ・ロージィーことロザリンドはすさまじい書かれ様だが、仲野徹先生の「生命化学者の伝記を読む」を読んでいたので話半分に客観的に見れた。

時として科学は、強靭な意志と強引さがないと前に進まないこともあるのだなと感じた。おまけに常に女の子の事が頭にある、という点でも興味深い(笑)





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【本の感想】アルケミスト 夢を旅した少年

自分の中でも評価が分かれる。
やたら警句の類いの多い、童話の名を借りた自己啓発本ともとれるからだ。

夢は夢として追いかけもせず、選択を先送りにして現状維持することに対する強烈なアンチテーゼは、奮い立たされる人もいるだろうし、逆に心折れてしまう人もいるだろう。
答えは自分の中にある、というのはもっともらしそうでいて、実は何の回答にもならなかったりするものだ。

自分はというと、そんなふうに斜に構えつつ、やっぱり一歩踏み出さねばと背中を押されたりして。
(でもKindleでたくさんハイライトされた金言はウザイ)


【本の感想】サルたちの遺言 宮崎幸島・サルと私の六十五年

ニホンザルの観察記録だといえばそれまでだが、終始愛情ある語り口で話す三戸さんの言葉を口語のまま書籍化しているためか、読むだけで情景が広がり、何とも魅力的な一冊となっている。

ボスザルを頂点とするヒエラルキーやイモを洗って食べる方法の発見、突然始めた二足歩行、人間に恋してしまうメスザルの話など面白すぎ。

小学生でも読めて楽しめて泣ける物語であり、生物科学本でもあり、研究者の姿を追ったドキュメンタリーでもある。











【本の感想】百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY

圧倒的な迫力だ。

どんな言葉よりも、一枚の写真が雄弁に語る。

工業化による環境汚染、戦争の災禍、飢餓、文明の名もとに人間が行なってきた20世紀の愚行をビジュアルで提示する。

小5の娘とページをめくりながら話し合う。
死体の写真もあり強烈だが、娘には今の生活の裏にこういう事実があると伝えることで、逆に自分の中でも気づきがあった。

人間は原始に火を扱うようになってからの宿命がある、原発もその一つだ、などと偉そうに語りつつ、答えは見えていない。

この本で、親子読書をお勧めします。すごく貴重な体験になります。


【本の感想】無人島に生きる十六人

無人島に残された人々と聞くと、LOSTや東京島ではないがドロドロとした人間関係と、壮絶なサバイバルを思い浮かべるが、この物語(実話とのこと)の人々はつとめて明るく、互いを尊敬し協力し合う。

少年向けの平易な文体もあるが、冒険譚として純粋に面白いし、とても爽やかな読後感が得られる。
そして、生きる上での示唆に富んでいる。

筒井康隆を娘に薦める前にこの本にしておけば良かった…とは言わないが(笑)、誰にでも推薦できる良書だ。





【本の感想】なかのとおるの生命科学者の伝記を読む

読書好きが書評を読むのは危険だ。
しかも本書は生命科学者の伝記(自伝、他伝)に的を絞り、ジャンルの好みもどんぴしゃ。
紹介されている本は絶版が多いが、図書館などで頑張って探してたくなる。

ところで野口英世は、日本での一般的な認知とは乖離して、科学者としての業績はイマイチで私生活も破天荒、パトロンをうまくなだめすかして…という人だったそうだ。
福岡伸一の「生物と無生物のあいだ」でこのことを知った時は衝撃だったが、本書で紹介される科学者にも野口を含め、多数のイワク付きの人がいる。

それがまた面白いのだ。


【本の感想】歴史が面白くなる 東大のディープな日本史

年号とキーワードだけの上っ面の暗記だけでは絶対に解けない問題。
これを著者の模範解答のように全問正解するなら、東大入学と同時に日本史の研究者になれるのではないか?

つまり、東大はそういう人物を選抜したいのだ。
最高学府とはこういう事かと改めて恐れ入った。と同時に、日本史の面白さが再発見できる良書でもある。普通に日本史の解説書として、教養を深めるだけでも面白い本だ。


【本の感想】時をかける少女

小5の長女と共読。
映画をアニメ版、新版、知世版と遡って観た彼女には知世版は古臭い単調な物語に感じたようで、原作である本書もさほど印象には残らなかった様子。

僕も30年ぶりの再読だが、元々青少年向けに書かれていることもあり、あっさり読了。
こんな淡白だったっけ? 当時はワクワクしながら読み終えた印象があるが、それは歳をとったということか…。

角ツバ版の表紙が恥ずかしいオジサンは↓こちらの版をどうぞ。



【本の感想】エディプスの恋人

実は七瀬三部作では未読だった。
「七瀬ふたたび」はエスパー達のスリル感あふれる戦いを描いたが、今作は中堅都市の高校とひなびた山村が舞台。

と思いきや突然宇宙スケールの話になっていく訳の分からなさが面白い。
哲学SFという新ジャンル? そしてそれを持ち出すと何でもアリだよね、って展開ではあるが、意外に収拾は付いている。

ラストの七瀬の苦悩は、実はエスパーでも何でもない僕らが普通に思春期に疑問に思う事柄だったりするのが、一回廻って戻ってきた感じがして新鮮だった。





【本の感想】習近平と中国の終焉

最近のマイブーム、中国シリーズ。
著者は中国の政治リサーチャーとして抜群だと思う。習近平体制になると、尖閣問題はより厳しい事態になるというのがマスコミの論調だったと思うが、実際は着々と手駒を進めつつも数年前の緊張感ほどではない。
その理由は本書でしっかり腹に落ちた。

鄧小平以降の指導部体制の変遷とその人事の理由も初めて理解できた気がする。
強硬外交の後の穏健外交という手法を小泉後の安倍首相を例に説明した点も納得感が高い。

久々にまともな新書を読んだ気がした。





【本の感想】はい、泳げません

開成高校野球部のルポ「弱くても勝てます」のトボけた文体が好感だったのと、成毛眞氏の「面白い本」に取り上げられていたので読んでみた。

実は僕もほとんど泳げないので、著者の感じるカナヅチの哲学は結構なあるあるネタで、思わず苦笑いしてしまった。
水泳のハウツー本でありながら、全く役に立たないあたりが何とも言えない味。スポーツの香りがしないスポーツ本。

コーチの助言の言葉尻で右往左往する著者に爆笑しながら読了。
1時間あれば読めるが、深読みもできる、味わい深いエッセイだ。




【本の感想】42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

キプサングの世界新記念で読んでみた。

マラソンのフォームはかかと着地が当たり前で一番衝撃も少ないと思っていたが、前世界記録保持者のマカウやゲブラシラシエはつま先着地のフォームなのだそうだ。それが強さの秘密でもあると本書は解説する。

説得力もあってなるほどと感心するが、一見科学的に見えて実際は推測の積み重ね的な所が少し気になる。重箱の隅だが70%が40%になったことを「30%も低下した」と表記しているのも気になる(NHK的に言うなら「30ポイント低下」だろう)。

とはいえ新書らしい面白さは満載で、楽しめた一冊。





【本の感想】毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958-1962

デタラメだ。途方もないデタラメ。それ以外に言いようがない。

ポル・ポトは100万人を虐殺し史上最悪の人殺しと言われているが、毛沢東は5年間で4500万人を餓死させ250万人を政治犯として収容所で虐殺したのだそうだ。
本書はそのデータを中国の公文書館に残る膨大な資料から引用し推測している。胡錦濤はこれらの資料へのアクセスを緩和させたため本書は出版できたが、習近平になり再び門戸を閉ざしたそうだ。当然発禁図書。

本書は、文化大革命の直前で終わる。
つまり、その後に3000万人が政治犯として命を落とすのだ。都合8000万人近くを殺めた、とも言えなくもない。
恐ろしすぎる…。

人間は歴史から多くの事を学ぶはず、中国ひいては人間というものを理解するために、我々も知っておいて損はない。


【本の感想】七瀬ふたたび

家族八景から続き、高校時代からの再読。
長女と一緒にと思っていたが、興味はあるようだがまだ読んでくれていない。

さてこの話の特色は、目の前の危機への対処が具体的で緊迫感がありながら、全体としては訳がわからないところ。敵は何者で目的が何なのかなどがやんわりとしか説明されず、しかも突き放された終わり方をする。

手に汗握りつつ溜飲は下げられない。
それが魅力のひとつでもあると思うので、マイナス評価ではないが、やはりファンタジー好きの小学生女子には辛いかもしれない。
パパに早く感想教えてくれよと思いつつ読了。





【本の感想】「女人禁制」Q&A

結界門という石碑に「女人禁制」の大きな文字。伝統だから、山の神が怒るから、と排除される女性達。
そこに現れたのは人権や国連決議を盾に禁を解除させようと奔走する著者たち。

彼らが争う大峰山の頑なな女人禁制に耳目を集めたいというのがありありとわかる。
まずは基礎からということでQ&A形式にしたのだろうが、残念ながらQにもAにもなっていない。

後半は聞いてもいない大峰山の問題ばかりがQに並び、辟易してくる。

編集ミスだろう。「大峰山に現存する女人禁制問題」というノンフィクションを真摯に書いたほうが伝わるのではないか。


【本の感想】アップル帝国の正体

綿密な取材の賜物。
薄皮一枚まで肉薄したドキュメントに恐れ入った。

アップル帝国の怖さばかりが際立つが、その根底には製品への哲学があり、美しく完成度の高い商品への飽くなき追求があることを忘れてはならない。

確かにえげつない商売のやり方ではあるが、商品に対するユーザーの支持があってこそ。それが出来なかった日本企業の凋落は必然なのかもしれない。


【本の感想】家族八景

およそ30年ぶりに再読。小5の娘と同時期に読んで感想を言い合う。

誇張された家族間の近親憎悪と常に肉欲的な大人に嫌気が差したのか、娘には大不評だった(笑)
娘が同時に読んでいるのはエンデの「はてしない物語」。そりゃ180度違うわ(笑)

僕も最終話の、救いのない棺からの断末魔には何度読んでも身震いする。

残念だが現実には抗えない人生、そんな無常観に多少なりとも触れていくのは思春期の定めだ。
かなり父親としての威厳を失いながら、共読を楽しんだ。





【本の感想】武士マニュアル

成毛眞氏の「面白い本」で紹介されているとおり、現代人にとって全く役に立たないマニュアルだが、江戸期の武士の考え方や生活感を知ることが出来て面白い。

役人としての心得、町の歩き方、戦いがなくなり平和な時代での生き方、果ては切腹や介錯の仕方までマニュアルとして出版されていたというのも面白い(写本なので市販されていたかはわからないが)。他人に気を遣いつつ、サムライとしてのプライドを堅持しなくてはならない武士。

「武士の家計簿」では家計のやりくりも大変そうだったので、お侍さんも大変だなあ、とほくそ笑みつつ読了。








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