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【本の感想】超ファミコン

テクモのスーパープログラマー猪瀬氏と、GTVの渡邊浩弐へのインタビュー記事のためだけに本書を買ってもよいくらいだ。

猪瀬氏の話はどれだけ高度なことを当時のファミコンプログラマが実現しようとしていたかが如実にわかる秀逸なもの。渡邊浩弐が語る高橋名人と毛利名人のガチ勝負もプロレスになぞらえたやりとりが素晴らしかった。

レトロゲームのレビューも面白く、プレイ経験があるものは「そうなんだよ」とうなずきつつ、未経験のものでも今さらながらやりたいのが何本か出てきて、ちょっとゲーム魂に火を付けられた。

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【本の感想】評価経済社会・電子版プラス

貨幣経済から評価経済にパラダイムが変わりつつある、というのが著者の論陣だが、それが描く未来は今イチ具体的に伝わってこなかった。

評価軸がお金で豊かになることから自分の気持ちに変わっていることは納得感が高いし、「ヤンキー経済」などで言われていることと通じるものがある。パラダイムが変わっていることを、前のパラダイム経験者には理解しがたいのも納得だった。

現在の(あるいは現在進行形の)世の中を読者が整理・俯瞰するのにいいのではと思った。

【本の感想】しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術

紙の文庫本ならではのトリックと聞かされて、読みながらさんざん目を皿のようにして怪しいところを探してみたが、最後の最後にそれが明かされるまでまったく気付かなかった。まんまと騙された!

こういう本を作るご苦労を想像してちょっと驚嘆してしまった。
さっそく子どもを相手に読心術をやってみたくなった。

さてミステリーとしての事件そのものは、黒幕の存在含めて「まぁそんなものかな」という感じだが、コミカルかつ軽妙な筆致で最後まで飽きさせない。泡坂妻夫のガンジートリオの話、もっと探して読んでみよう。

【本の感想】百年法 下

下巻も半ばを過ぎた頃から俄然スピード感が上がりスリル溢れる展開。
畳み掛けるように予想外のイベントが続きワクワクしながら読了。

なるほど、確かに面白いかも。

ただし未知の病気の原因は想像通りだし(一捻りはあったが)、IDやGRIPの社会的な利用のされ方は想像されうる近未来の姿と乖離があるように思える。
著者は理系らしいが、全般的に科学技術の落とし込みには残念な点が多い。藤井太洋が同じモチーフで書いたらどうなるだろう、とか想像してしまった。ヒューマンな要素も若干陳腐。

紙の本上下巻で3800円には少々見合わないか。

【本の感想】百年法 上

第二次世界大戦後には不老不死の技術を獲得した人類、不老不死の手術を受けたら100年後には死なないといけない百年法、というなかなか面白い設定。

政界では2040年代に戦中派が幅を利かせてるわけだから、なんとも老害なのだが、実際に100年のリミットが彼らに迫ろうというところで国民投票により法の凍結を目指してしまう。

ということで、物語の中軸は理想を求める官僚と現実優先の政治家による政争だったりする。壮大な世界観の割にこじんまり感。もっとスピード感が欲しいなあ。
最後のほうで若干の燃料投下があり、下巻へ続く。

【本の感想】百姓たちの水資源戦争: 江戸時代の水争いを追う

我田引水。

昔、品川用水でも世田谷あたりで盗水され一騒動あったらしい。そういった水争いは、奉行所に裁判を起こすんだね。

本書では江戸時代に入り村々が他村を相手に訴訟提起し(主に用水からの取水にまつわるもの)、慣習・前例を根拠として主張していく。それが18世紀になると証文などの文書に依る主張に変化していくのが面白い。領主と百姓の関係、名主や庄屋の権利と責任なんかもよくわかる。こういう本を読み重ねていくと、その時代の各層の人々の関係や生き方などが見えてくる。

歴史はヒーローだけのものではないのだ。

【本の感想】ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った

巻末の成毛眞氏との対談が良い。
彼らの科学ありきの視点には気付きが多かった。科学が余剰を生み、文化が花開く。つまり、先に農業技術の発展があって都市国家が生まれたからこそギリシャ悲劇が書かれたのであって、逆はないということ。

現代もそれは変わらない。だからこそサイエンス・ノンフィクションを読み理解することが重要なのだと。
書評自体は可もなく不可もなくだが、堀江氏の想いは十分伝わる。

気になった本は「アメリカ版大学生物学の教科書」「青雲の梯」「ロケットボーイズ」「超闘死刑囚伝」など。
また積ん読が増えそうだ。

【本の感想】ガラスの仮面の告白

直木賞ノミネート常連、ついに受賞ということで記念に一冊と手を伸ばしてみたら、苦手なエッセイだった…。

ところが読んでみるとあにはからんや、、、ともいかず不完全燃焼。いや、軽めの文体で面白いっちゃあ面白いんですけどね。辺HIJKに囲まれた部分、などという例えで女性の秘め事を語るのは新しい!

本書は厳格な両親のもと性的な話などもってのほかの環境で育ち、内に秘めたいやらしい妄想に身悶えしながら中高生時代をおくり、大人になって進んでるヒトを装いつつ実態伴わず、という方にオススメのエッセイです。なんじゃそりゃ。


【本の感想】金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

中高時代、おどろおどろしい雰囲気の金田一耕助シリーズが好きで何冊も読んだが、彼の初登場となる「本陣殺人事件」は未読だった。

本書は「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」を加えた三編。いずれも獄門島以降の大作と比して、ロジカルでテクニカルなトリックに重きがおかれているように思える。正直ここまでトリッキーな横溝正史は意外で、読者をあっと言わせようという作者の気概が前書きやあとがきに多数現れ、こちらも一字一句逃さず読んで見破ってやろうという気になる。

むろんそれはあえなく失敗し、そうだったのか!と舌を巻くことになるのだが。


【本の感想】三種の神器 ---〈玉・鏡・剣〉が示す天皇の起源

草薙剣・八咫鏡・八坂勾玉は本当はどこにあるのか。源氏に敗れ安徳天皇とともに壇ノ浦に沈んだ剣と鏡だが、今皇居にあるのは何?それどころか熱田神宮に草薙剣(の本物といわれるもの)があるのはなぜ?
という疑問に答えてくれる。

もちろん筆者の推論もあるし、イデオロギーが見え隠れしてウザイところもあるが「三種の神器とは何であるか」を理解するには格好の参考書だ。
高天原の神話からヤマト王権に繋がる天皇の系譜と朝鮮からの文化の伝播などを体系的にとらえられる。

レプリカなのに姿形が違う、でもどちらも本物って考え方は面白い。



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