Lani kai
Mac, Hack, Web, EC, Game, etc.
プロフィール

lanikai

Author:lanikai
文字通り、人生をHackしたい。(嘘)

Amazon

あわせて読みたい

あわせて読みたい

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

Amazon2

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013年3月の読書メーターまとめ
3月の読書は10冊でした。今月は大作が多く、読んでも読んでも読了とならないってのが一番の理由。それは幸せなことですが。
また、仕事が忙しくなかなか読書に時間を割けないのと、家に帰ってもカーリング世界選手権(女子)の観戦が連日あったりで意識して読書に充てる時間を増やせなかったというのもあります。

というわけで、4月も仕事は山盛りで今日から既にめげそうな勢いなんですが、読書だけは意識して時間を割いていきたいと思ってます。

書籍形態別
・紙の本 6冊(うち3冊が図書館)
・Kindle 3冊
・iBooks 1冊

ジャンル別
・文芸/小説 2冊
・エッセイ 1冊
・ノンフィクション 7冊

今月の3冊
■心はあなたのもとに
村上龍は「半島を出よ」以来かな。久しく離れていた純恋愛文学だった。iBooks版はメールの表現に工夫が凝らされており、没入感の高いものとなった。
■ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観
読書が脳内冒険を可能にするものだとすれば、第一級の冒険小説でもあり、言語学の教科書でもある。著者に興味を持って調べてみると、チョムスキー派の学者から総スカンとなり、嫌がらせでブラジル政府への働きかけなどにより現在はピダハンたちに会えないのだとか。NHKでもそんな彼の姿を描いていた。原始生活民族学におけるガリレオになってしまったのか。
■さいごの色街 飛田
異様な雰囲気の表紙写真。かつて吉原では楼内の娼妓たちを顔見せさせ客に選ばせる光景があったそうだが、まるで現代の吉原である。といいつつ飛田は江戸期の遊郭ではなく、明治になって誘致された新興遊郭なのだそうだ。現代の遊女はなぜ飛田で身体を売り、そこから抜け出せないのか。知って暗い気持ちになりつつ…。

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2424ページ
ナイス数:50ナイス

統計学が最強の学問である統計学が最強の学問である感想
大学で最初に取らされたのは誤差論の授業だったと思う。本書でもP値、信頼区間など懐かしい言葉が並ぶ。ただし実際の計算式などは登場せず、統計学的な考え方の必要性、重要性を説く。知ってはいたものの、実際の仕事の中でこれを活かしていく発想はあまりなかったので、新鮮だった。経験に基づく勘は重要だが、時として記憶の非対称性がもたらす偏りに左右されてしまう。強く意識していかないといけないだろう。
読了日:3月6日 著者:西内 啓

ひとの目、驚異の進化: 4つの凄い視覚能力があるわけひとの目、驚異の進化: 4つの凄い視覚能力があるわけ感想
タイトルに「脳科学」と書いていない脳科学本ほど面白い、というのが最近の僕の持論。さて本書。人の肌は肌色なのに赤くなったり青くなったり土気色に見えるのは何故かという疑問に明快な答えを出す。人は目を通じて、意識せずに相手の心を読み、透視や未来予知を行っているというのが著者の研究結果。またその理論から、なぜ錯視がおきるのかということを簡潔に説明され、腹に落ちるとともに唸らされてしまった。「視る」という行為は、実際の感覚器としての目と、その電気信号を処理する脳、という構成で成り立っていることを強く意識させられた。
読了日:3月7日 著者:マーク チャンギージー

ゴジラ音楽と緊急地震速報 ~あの警報チャイムに込められた福祉工学のメッセージ~ゴジラ音楽と緊急地震速報 ~あの警報チャイムに込められた福祉工学のメッセージ~感想
チャラン、チャランというTVの緊急地震速報。聞いた瞬間から身構える癖のついた人も多いはず。あのなんとも言えないチャイム音を作ったのが、ゴジラのテーマを作った伊福部昭の甥である伊福部達氏。彼は実は音楽家ではなく、福祉工学を専門とする研究者。伊福部家のアイヌ民との関わりや情熱。達氏の聴覚障害者向けの補助機器の研究開発。それらがうねりのようになってチャイム音の制作依頼へ結びつく。なかなかありそうでない、ロマンティックな逸話だ。短い中に福祉工学の様々な知見や伊福部昭の生涯などが織り込まれた良書である。
読了日:3月11日 著者:筒井 信介

池上彰の政治の学校池上彰の政治の学校感想
2012年末の解散総選挙の池上さんの特番は、民放視聴率2位だったとのこと。僕も視ていたがネットで池上無双と言われた切れ味抜群のインタビューや、明確に公明党=創価学会とする解説は本当に面白かったし、政治にも興味が持てた。政治はそれなりに知っているつもりが、本書を読むとまったく無知である事に気づかされる。例えば代議士は衆議院議員だけを指していて、参議院議員は代議士ではないって知ってますか? そういう豆知識もちらほら。軽い気持ちで読んでみたが、池上さんの熱い思いにも触れられ、自省しつつ心も動かされる一冊だった。
読了日:3月12日 著者:池上 彰

東京路上探険記 (新潮文庫)東京路上探険記 (新潮文庫)感想
佐野眞一が盗作した三行広告の逸話に興味を持ち古本を入手。「隆 父心配のあまり重病、何も聞かぬ無事だけ知らせ」から始まる三行広告が、日を追って変化していく。「父の病状思わしくない。近所の人は何も知らぬ。一目だけでも会いたい」「父キトクすぐ帰れ○○病院入院中」と30回に及ぶ広告はドラマチックに展開していく。意識して記録蒐集していかねば、誰も辿り着けぬ三行広告の中のドラマ。結末は是非とも読んで確かめてほしい。超芸術トマソンの前著で、トマソンの話もいくつか登場する。彼は価値のないものに価値を見つける天才だと思う。
読了日:3月15日 著者:尾辻 克彦

心はあなたのもとに心はあなたのもとに感想
外資あがりの大金持ちファンドマネージャーと風俗嬢の不倫、というと自分には全く関係のない世界に思えるが、意外にも純度の高い恋愛小説で物語に惹きつけられた。主人公は頭が良く、相手との会話に最善の注意を払って臨む。相手がどう思うか、どう反応するか逐一シミュレートしておくのだ。その逡巡がリアルで、こちらまで身につまされる。後半の、想い合いながらも醒めていく感じには鳥肌が立った。世の中に恋愛くらいうまくいかないものはないのだ。龍さんこんなの書けるんだね。iBooks版の携帯メールの表現がリアルさを際だたせている。
読了日:3月17日 著者:村上 龍

おのぞみの結末おのぞみの結末感想
Kindleのセールで購入。おそらく若い頃に一度読んでいると思うが、記憶の遙か彼方にあるので再読してみた。いかにも星新一という安定感のあるショートショートで思わずニンマリ。歳をとってくると、皮肉な結末というのも段々予想できるようになってくるもので、若い頃に読んだ時ほどの感動はない。そんな自分に少々残念になった。
読了日:3月20日 著者:星新一

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観感想
知的興奮とは正にこういう本を読むことだと思う。アマゾンの奥地の原住民ピダハンにキリスト教を伝道すべく、彼らと生活を共にする著者。彼らは体験にのみ根ざした言語様式をもつ。そこには数がない、色を現す語がない、左右の概念もない。著者の現地での暮らしぶりも壮絶だが、次々と紹介されるピダハンの異形文化には絶句する。だが次第に著者と共に彼らに魅了されていくことになる。「ピダハンは幸せに満ちている」そのことに気付き、伝道師として、言語学者としての自分を転換させていく著者。言語科学としても哲学としても面白さに満ちた一冊。
読了日:3月25日 著者:ダニエル・L・エヴェレット

さいごの色街 飛田さいごの色街 飛田感想
遊郭の街、飛田新地。著者は女性でありながら12年に渡り当地で関係者を取材し、おぼろげではあるが「飛田新地」がなんであるかをあぶり出した。突撃取材とくくるのは簡単だが、取材NGの暗黙の了解の中で実際にヤクザの組長や料亭(=売春宿)の経営者、娼婦たちに話を聞く苦労は並大抵ではない。その生の声は想像を絶するものだった。自分では知り得ないことを知る、という意味では貴重な本だ。ただし著者の姿勢やこぼれた言葉に終始違和感を感じたのも事実。取材対象は取材対象でしかない、と思える割り切りが残念だが、あとがきで救われた。
読了日:3月28日 著者:井上 理津子

面白い本 (岩波新書)面白い本 (岩波新書)感想
著者が主宰するHONZは新刊ノンフィクションのレビューサイトだが、本書は新刊に限らない。百戦錬磨の読書家である著者が、ノンフィクションの決定版として100冊を推挙している(実際には改めて紹介するまでもないとした名作9冊を含む109冊)。僕の既読本の紹介文を見る限り、的確で本質を理解した解説であり、しかもびっくりするほどの短文でさらりとやってのけている。成毛氏には脱帽である。当然どの本もよだれが出るほど面白そうであり、ぜひ全冊読破してみたい。※辞典が数冊入っているあたりが成毛氏らしいと思う。
読了日:3月30日 著者:成毛 眞

読書メーター
スポンサーサイト



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。